ワシントンポスト、サウジアラビアの戦闘機への給油停止に関するアメリカの決定を伝える
アメリカの新聞ワシントンポストが、記事の中で、アメリカ軍は、イエメン戦争において、サウジアラビアの戦闘機に対する給油を停止することを決定したとしました。
ワシントンポストによりますと、アメリカ政府は、この決定を数日後に発表する予定だとしました。
情報筋は、ワシントンポストに対して、少なくともこの決定を取った理由の一部は、サウジアラビアに対する圧力行使ではなく、サウジアラビアの戦闘機に対する給油における不適切な状況が改善された結果だとしました。
アメリカのマティス国防長官も、このことを認め、サウジアラビア連合の戦闘機に対する給油の停止に関する決定は、以前から計画されていたもので、これはアメリカ政府との話し合いも行われているとしました。
また、これは、サウジアラビア主導の連合が声明の中で、アメリカからの戦闘機への給油の停止が決定されたと伝えた後に発表されるとしました。
さらに、給油の停止にもかかわらず、イエメンに関して、アメリカとサウジアラビアは協力を続けていくと強調しました。
アメリカ国務省も、先月30日、世論の圧力下で、開戦から3年8ヵ月後に、初めてイエメン戦争の停戦を呼びかけました。
サウジアラビアは2015年3月からアメリカと西側の数カ国の支援を得て、イエメンの人々をクラスター爆弾などで爆撃し、これにより、イエメンの民間人数万人が死傷、数百万人が難民化しました。
こうしたことにもかかわらず、サウジアラビアとその西側の支援者は、イエメンの人々の抵抗により、イエメンにおける目的を果たすことができませんでした。
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