6月 23, 2020 18:37 Asia/Tokyo
  • サリーア報道官
    サリーア報道官

イエメン武装軍のヤフヤー・サリーア報道官が、サウジアラビア領内深部への攻撃の詳細を明らかにしました。

ファールス通信によりますと、サリーア報道官は23日火曜、声明を発表し、「イエメン武装軍は本日未明、サウジアラビアの首都リヤドに対する最大規模の侵略作戦を実施した」と語っています。

また、「イエメン軍は、第4抑止バランス作戦において、サウジアラビア国防省、情報省および、サルマン空軍基地並びにリヤド市内とジザン州、ナジラン州にある一部の軍事基地を粉砕した」と述べました。

さらに、「これらの作戦は、多数の弾道ミサイルおよび巡航ミサイル、無人機により実施されている」としています。

そして、「今回の作戦は、イエメン国民に対する侵略的・圧政的な封鎖への報復として行われた』と強調し、「イエメン軍は、封鎖解除、侵略行為の停止、並びに自由と独立の実現まで、より激しい作戦を続行する」と語りました。

サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦、そのほか数カ国の支援を得て、2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、この国を全面的に封鎖しています。

この戦争でこれまでに、イエメンでは1万6000人以上の民間人が死亡したほか、数万人が負傷、ほか数百万人が住む家を失っています。

しかし、サウジアラビアとその同盟国はこれまでに、イエメン国民の頑強な抵抗により、同国での傀儡政権を樹立させるという自らの目的を達成できていません。

 

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