12月 21, 2021 15:43 Asia/Tokyo
  • サウジアラビアの刑務所
    サウジアラビアの刑務所

ある人権団体が国連拷問禁止委員会に宛てた報告書で、サウジアラビアの刑務所における拷問の件数が多いことを明らかにしました。

サウジ・リークスによりますと、サウジの反体制派で構成される人権団体「アルカラマ」は、この報告書の中で、囚人らの最低限の権利が侵害されていることに深刻な懸念を表明し、国連拷問禁止委員会に対し、特にサウジ政府は1993年9月23日に拷問禁止条約に署名していることから、これに関する必要な調査を行うよう求めました。

アルカラマは、サウジ政府を批判したことから刑務所に収容された複数の反体制派について想起し、同委員会が彼らの置かれた状況について行動を起こし、サウジ政府に対して人権擁護者の権利について出した重い判決について説明を求めるよう要請しました。

サウジアラビアでは現在のムハンマド皇太子が就任してから、反政府派、人権活動家、独立系聖職者などに対する示し合わされた弾圧が激化しています。

 

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