Pars Today
情報筋が10日土曜未明、シーア派の追悼儀式のひとつ・アルバインに際して、およそ2000万人の巡礼者がイラクの聖地カルバラーに入ったことを明らかにしました。
今月17日・イスラム暦1444年サファル月20日は「アルバイン」と呼ばれ、シーア派3代目イマーム・ホサイン殉教から40日忌にあたり、世界各地から多くの人が参詣に訪れます。
イラク保健省の発表によりますと、中部カルバラーにあるシーア派初代イマーム・アリーにゆかりのある参詣所で岩が崩れ、7人が死亡、6人が負傷しました。
27日は、イスラム暦1443年サファル月20日に当たり、同暦61年のこの日にイラク・カルバラの地でシーア派3代目イマーム・ホサインと教友らが殉教してから40日目となるアルバイン(アラビア語で40の意)の追悼行事が開催されます。
19日木曜は、西暦680年にシーア派3代目イマーム・ホサインが殉教したアーシューラーでした。
イスラム暦モハッラム月の追悼行事アーシューラーにちなみ、歌手ファルハード・ヌールザードによる「葦笛の書」をお聴きください。
イラク南部のカルバラには、シーア派3代目イマーム・ホサインが埋葬された廟(ハラム)があります。
10日火曜日は、イスラム暦1443年ムハッラム月初日です。
イスラム暦モハッラム月の到来に当たり、イラク南部の聖地カルバラにーあるシーア派3代目イマームホサイン聖廟の全体が、この地におけるこの偉人の殉教を悼む象徴として、黒布で装飾されています。
イラク南部・カルバラーにあるイラン領事館に乱入を試みた挑発因子が、イラク警察の即時対処により退散させらました。