Pars Today
イラク南部・カルバラーで30日日曜、市民らが衛生プロトコルを厳守しつつ、シーア派3代目イマーム・ホサインの殉教を悼む儀式を開催しました。
イラク中部カルバラー州の知事が28日火曜、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐ目的で、今月30日から同州を完全封鎖すると発表しました。
イラク・カルバラー州知事が、同市内で28日月曜に発生した市民の抗議行動や衝突において、一部メディアの報道とは異なり、死亡者は出ていないと語りました。
イラクの首都バグダッド中心部のタフリール広場、および同国南部のカルバラー市内のダルビヤット広場で、抗議行動や衝突の継続により再び緊張が生じています。
イラク南部の都市カルバラーの市民らが、国内での汚職や行政の不備に抗議してデモを行い、同時に米国とシオニスト政権イスラエルの政策にも抗議の声を上げました。
イラクの州知事が、今年のアルバイン(=シーア派3代目イマーム・ホサイン殉教の40日忌)の儀式に1700万人以上の巡礼者が参加したことを明らかにしました。
レバノンのシーアは組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長が、イラクの聖地カルバラーをめざす数百万人規模のアルバインの大行進に言及し、「歴史上類のない行進に、米国、シオニストなど世界の圧制者や覇権主義者は懸念を抱くことになるだろう」としました。
イラクの聖地カルバラはこの数日、シーア派3代目イマームホサインの殉教から40日目にあたるアルバインの日に、この偉人の聖廟に詣でようと世界各国からやってきた多数の巡礼者で賑わっています。
フランスの女性イスラム学者Marie-Pierre Walquemanne氏は、カトリック教徒の家庭に生まれました。彼女は後に、イスラム教シーア派に改宗し、マルヤム・アブーサハブというムスリム名を選んでいます。
イスラム暦サファル月1日(先月30日)以来、これまでに300万人以上のイラン人巡礼者がイラク南部の聖地カルバラーに向かったことが明らかになりました。