イラク・カルバラーでデモ、アメリカとイスラエルへの抗議の声も
(last modified Sat, 26 Oct 2019 09:15:23 GMT )
10月 26, 2019 18:15 Asia/Tokyo
  • イラク・カルバラーでのデモ
    イラク・カルバラーでのデモ

イラク南部の都市カルバラーの市民らが、国内での汚職や行政の不備に抗議してデモを行い、同時に米国とシオニスト政権イスラエルの政策にも抗議の声を上げました。

イルナー通信によりますと、カルバラーのデモに参加した人々は25日金曜、イラクの首都バグダッドやその他の都市の住民らが街頭に繰り出したのとほぼ同時刻に、経済・政治分野での真の改革や汚職対策、貧困撲滅や雇用創出を強く訴えるとともに、「米国にノー、イスラエルにノー」のスローガンを掲げ、米国がイラクや地域に展開する政策にも反対を唱えました。

イラク南部の港湾都市バスラでは、人々がクウェートに通じる国境検問所で自動車のタイヤを燃やし、国境を封鎖しました。

バグダッド市内のタフリール広場では、抗議者らが特に25日夜~26日土曜未明にかけて複数回集まり、旧米軍管理領域のグリーン・ゾーンに侵入しようとしましたが、治安部隊に取り押さえられました。治安部隊は催涙ガスや音響弾を発射して、抗議者の侵入を阻止しました。

イラク人権委員会は、今回発生した衝突で1人が死亡、227人が負傷、うち3人はイラク・アルムサンナー州の住民で、その他はバグダッド市民だったと発表しました。

 

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