Pars Today
サウジアラビア主導のアラブ連合軍の戦闘機が、再度、イエメン西部フダイダ港湾を爆撃しました。
スウェーデンでの和平協議の開催を直前に控え、サウジアラビア軍の戦闘機が再度、イエメン西部フダイダ州の各地を爆撃しました。
国連のマーチン・グリフィス(Martin Griffiths)イエメン担当特使が、イエメンの政府関係者との会談は良好なものだったとし、「イエメンのシーア派組織アンサーロッラー(フーシ派)は、和平に応じる用意がある」と語りました。
イエメン西部フダイダ港湾での停戦樹立に向けた努力がなされている中、サウジアラビア軍の戦闘機が19日月曜夜、再度、フダイダを10回に渡り爆撃しました。
サウジアラビアが主導するアラブ連合軍が13日火曜、新たにイエメン西部フダイダ港を攻撃し、この中で少なくとも市民9人が死亡しました。
国連のグリフィス・イエメン担当国連事務総長特使が声明の中で、フダイダを含むイエメン全土での衝突、および戦闘の停止を要請しました。
UNHCR国連難民高等弁務官事務所が、イエメンの、特に西部フダイダ港湾で民間人の犠牲が増えていることを指摘し、同国での戦争継続に強い懸念を示しました。
ユニセフが、イエメン西部フダイダに対する攻撃が継続し、封鎖されていることによって生じた深刻な栄養不良により、10歳の子供が死亡したと伝えました。
西側メディアが、イエメン西部・フダイダ港への攻撃に関して、アメリカ国防総省とサウジアラビアが協力していたことを明らかにしました。
イエメンの情報筋が8日木曜、サウジアラビアの戦闘機が過去数時間に、フダイダの町を少なくとも30回に渡り爆撃したことを明らかにしました。