オランダで多数の公務員が同国外務省前に座り込み、パレスチナ自治区ガザ地区での停戦を求めて政府に抗議する異例のデモを行いました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、中国およびトルコの外相と個別に電話会談を行い、シオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃を阻止する必要性を強調しました。
イランのライースィー大統領は、「アメリカによるガザ停戦決議案への拒否権行使は遺憾なことである。これは、同国がパレスチナ人の虐殺に直接関与していることを示す新たな証拠でもある」としました。
8日の安保理緊急会合に提出されたガザ停戦決議案がアメリカの拒否権行使により否決されたことをうけ、グテーレス国連事務総長は安保理に苦言を呈しました。
イラン政府のバハードリージャフロミー報道官が、国連安保理に提出されていたパレスチナ・ガザでの停戦決議案がアメリカの拒否権発動で否決となったことを受け、「多数の子どもを含むパレスチナ人1万7000人の虐殺という、シオニスト政権イスラエルによる戦争犯罪は、米国に主な責任がある」としました。
国連安保理は8日の緊急会合でUAE・アラブ首長国連邦が提出したガザ停戦決議案を採決し、常任・非常任理事国あわせて15カ国のうち13カ国が賛成票を投じましたが、英国が棄権、アメリカが拒否権を発動し、否決されました。
国連安保理は8日の緊急会合でUAE・アラブ首長国連邦が提出したガザ停戦決議案を採決し、13カ国が賛成票を投じましたが、アメリカが拒否権を発動し否決されました。
中国の張軍国連大使は、8日に開かれた国連安保理でアメリカがガザ停戦決議案に拒否権を発動したことを批判しました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスとシオニスト政権イスラエルの間の停戦がもう一日延長された一方で、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにてパレスチナ人が対シオニスト作戦に訴えました。
シオニスト政権イスラエルとパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの停戦は6日目に入りましたが、イスラエル側が再度停戦に違反し、ヨルダン川西岸への攻撃を強めています。