イランの停戦合意歓迎とイスラエルのレバノン侵略の停止
バガーイー・イラン外務省報道官が、シオニスト政権イスラエルによるレバノン侵略終結のニュースを歓迎し、イランとしてレバノン政府、国民、抵抗勢力を断固として支持する意向を強調しました。
イスラエルとレバノンの間の停戦合意は、現地時間の27日水曜午前に発効しました。
パールストゥデイによりますと、バガーイー・イラン外務省報道官は、ガザとレバノンに対する戦争停止を必須だとするイランの一貫した立場表明、および過去14か月間にわたりこの目標を達成に向けてイランが行ってきた広範な外交的行動に触れ、「米国と一部の欧州諸国政府の全面的な支援によるイスラエル政権の好戦主義的行動と犯罪の結果、6万人もの罪なき人々が殉教、12万人が負傷したほか、パレスチナとレバノンの被抑圧民350万人が住処を失い難民化し、ガザとレバノンの重要なインフラが広範囲に破壊された」と語りました。
また、「大量虐殺の防止を目的にICJ国際司法裁判所が出した暫定命令、並びに戦争犯罪と人道に対する罪でICC国際刑事裁判所が発行したシオニスト政権指導者の逮捕状によると、過去14か月間にわたり戦争と大量虐殺の終結を叫んできた国際世論は今日、イスラエル占領政権の犯罪者の裁判と処罰を待っている」と述べています。
さらに、西アジア地域の平和と安定の維持、シオニスト侵略政権に対しガザ戦争を迫るための圧力行使という国際社会の責任を強調しました。
2023年10月7日以降、イスラエル政権はガザ地区に対する破壊戦争を開始しており、その間にこの地区の住宅やインフラの大半が深刻な被害を受け、残忍な包囲と深刻な人道危機が発生していることに加えて、前例のない飢餓と食糧不足がこの地域の住民の命を脅かしていることに留意する必要があります。
パレスチナ保健省によりますと、ガザ戦争開戦以来のパレスチナ人の殉教者数は4万4000人以上に達しており、そのうち70%以上を女性と子供が占めています。
加えて2024年9月23日、シオニスト軍はレバノン各地で大規模な攻撃を開始しましたが、これらの攻撃はレバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーの断固たる反撃に直面しました。