Pars Today
イラン原子力庁のエスラーミー長官が、「我が国としては、IAEA国際原子力機関との協力継続に問題はない。もちろん、(ウィーン協議で)イランと交渉する相手側が自国の核合意内責務を履行すればの話だが」と述べました。
在オーストリア・ウィーン国際機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表が、対イラン制裁の解除を目指すウィーン協議のプロセスに生じた休止を、西側の関係諸国による誤った決断だったとするとともに、「この協議を再開するためのいくつものチャンスが存在する」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は、「我々は、強力で永続的な核合意の達成に向けて真剣に取り組んでおり、外交の扉も開いたままにしている」と述べました。
ドイツのショルツ首相がカタール首長との共同記者会見で、オーストリア・ウィーン協議の当事国に対し、制裁解除を要請しました。
イラン政府のバハードリージャフロミー報道官が、「国連特別報告者が対イラン制裁行使を違法かつ非人道的と認めたことは、米国の恥を改めてさらした」としました。
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のゴルルー委員が、「EU代表との最近の協議に基づき、各種制裁の解除を目指しての交渉は、残りの問題が解決するまで継続される」と語りました。
パキスタンの新聞「The Nation」および「Dawn」が論説記事において、対イラン核合意復活に向けた努力の迅速化を強調するとともに、対イラン最大限圧力行使というアメリカの政策の停止を求めました。
イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、核合意復活協議調整役のモラ欧州対外行動庁事務次長のテヘラン訪問の際、イラン側が特別なイニシアチブや提案を示したことに言及し、「政治的決定を下すべきは米国の側である」と述べました。
リャブコフ・ロシア外務次官は、核合意復活文書が完全に用意できているものの、一部の政治的な問題が未解決のままとなっているとしました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は、ギリシャ外相との電話会談において、対イラン制裁解除を目指すオーストリア・ウィーン協議の最新状況について説明し、イランが恒久的で良好な合意成立への決意を固めていると強調しました。