IAEA国際原子力機関が、イランが同国中部ナタンズ施設における濃度60%のウラン濃縮作業の実施を確認しました。
ローハーニー・イラン大統領が、「わが国による60%濃度でのウラン濃縮に欧米諸国が懸念を示していることは的外れだ」と語りました。
IAEA国際原子力機関は、イラン中部ナタンズ核施設での濃度60%のウラン濃縮開始の準備がほとんど完了していると発表しました。
イラン中部ナタンズの核施設での最近の破壊行為への対抗措置として、イランが13日火曜夜、同施設での60%濃度でのウラン濃縮を開始しました。
ザリーフ・イラン外相が、同国内での核施設におけるウラン濃縮の続行を強調しました。
ロイター通信が、「イランは、同国中部ナタンズの核施設にて、最新鋭のIR4型遠心分離機によるウラン濃縮を開始した」と主張しました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「わが国は核問題における自らの論理的な立場を決して曲げることはなく、国家のニーズや公益に則り、必要な程度まで、ウラン濃縮度は60%に達する可能性もありえる」と語りました。
在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン代表が、イラン中部ナタンズとテヘラン南部近郊ゴムにあるフォルド核施設にIR2m型およびIR6型の遠心分離機が設置されたことを明らかにしました。
イラン原子力庁のキャマールヴァンディー報道官が、同国中部ナタンズの核施設にIR2m型遠心分離機2000基を設置する計画であることを明らかにしました。
ポンペオ米国務長官は声明の中で、国際法と核合意の規定に反し、「イランはウラン濃縮を行うべきではない」と主張しました。