ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカからなるBRICSの首脳会議が、ほか数十カ国の代表も出席して、22日から南ア・ヨハネスブルクで始まりました。
新興経済国BRICSの5ヵ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が運営するNDB新開発銀行のジルマ・ルセフ総裁が、BRICSとして脱米ドル依存に向けた努力を増やしていることを明らかにしました。
ボリビアの対ドル依存が低下したことで、中国・人民元の地位が南米で向上しています。
世界中で脱米ドルの動きが進む中、ブラジルのルラ大統領が再度、国際取引におけるドル排除を求めました。
ボリビア当局が、自国の貿易決済で中国・人民元の使用が開始されたと発表しました。
インド当局が、銀行間情報交換システムSWIFTに代わるシステムを構築する可能性を検討しています。
プーチン露大統領は、アメリカはドルを武器として利用していると述べました。
パキスタンの新聞が、同国とイランは米ドルを抜きでの両国間取引の拡大に努力めている、と報じました。
アメリカの外交専門誌フォーリンポリシーが、「何らかの形で現在アメリカの制裁を受けている国々の経済は、世界のGDP国内総生産の5分の1強を占めている」と報じました。
世界の多くの国が、脱米ドルの動きに加わっています。