米金融大手JPモルガンの専門家らが、米ドル通貨の価値が下落しつつあると警告しました。
ドイツの新聞が、「BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの経済新興5か国)は自国通貨での貿易決済を拡大させたことで、すでに世界を脱ドル化に導いている」と報じました。
アメリカの保守系シンクタンク・ヘリテージ財団が、米ドルの国際的信用度に関する最新の概観報告において、ドルの信頼が下がり続けているとしました。
インドとインドネシアが、貿易決済におけるドル排除と自国通貨の使用促進に向けた計画を進めています。
ブラジルは、脱ドル化プロセスに着手している多くの国と同調する形で、パートナー国との取引での自国通貨の使用を決定しました。
バングラデシュの2つの銀行が、自らの外貨備蓄高の増量及び、米ドルへの依存度の低減のため、インド通貨ルピーによる送金システムの導入を検討課題にしています。
インド政府は、アジアにおける米ドルの排除を追求しています。
ブラジル・リオデジャネイロに本社を置くブラジル石油公社(ペトロブラス)が、対外取引で米ドルの代わりに中国人民元を使用するこことを決定したと発表しました。
ロイター通信が情報筋の話として、インドの複数の製油会社がロシア産原油の一部を中国元による支払いで輸入し始めたと報じました。
ブラジルのルラ大統領が、国際貿易におけるドル決済廃止と自国通貨の使用を強調しました。