アメリカのティム・ウォルバーグ共和党下院議員がある演説で、「事を手っ取り早く終わらせる」ため、同国が日本の長崎および広島の人々に投下したような原爆をパレスチナ・ガザに使うことを提案しました。
原爆を開発したアメリカの物理学者、ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画「オッペンハイマー」が、米ゴールデングローブ賞ドラマ映画部門で作品賞を受賞しました。
先月28日、駐日パレスチナ常駐総代表部がSNS上にシオニスト政権イスラエルによる爆弾投下量を広島に投下された原爆と比較する投稿を行ったところ、「広島を利用するな」などといった批判が相次ぎました。そこから見えてきた戦後日本の自意識について考えてみます。
「バーベンハイマー」というキーワードで表される社会現象は、『バービー』と『オッペンハイマー』の2本の米映画が世界各地で同時上映されたことから始まり、メディアやバーチャル空間をしばらくの間、多くの議論や憶測で沸かることになりました。
長崎原爆の日から被爆から78年となる9日水曜、長崎市の平和公園で記念式典が実施されました。
広島と長崎への原爆投下78周年記念式典でのメッセージやスピーチで、アメリカが犯罪者扱いされなかった一方で、ロシアに鋭い批判の矛先が向けられました。
世界で初めての原爆投下から78年目を迎えたのに際し、専門家らは、アメリカによる日本の広島・長崎への原爆投下の教訓が忘れ去られており、そのような状況の中で、核保有大国間での緊張の高まりが核軍縮をほぼ不可能なものにしているとしました。
広島に原爆が投下されて78年となる6日日曜、被爆地・広島は犠牲者を追悼するとともに核兵器のない世界の実現を国内外に訴えます。
広島市の松井市長が、6日日曜の広島の原爆記念日にちなみ、「核抑止論からの脱却」を求めました。
インド・ムンバイで、広島と長崎への原子爆弾の投下から78年に因み、平和を願う集会が開催されました。