Pars Today
第19回非同盟諸国首脳会議が成果文書において、パレスチナ国民および同国ガザでの停戦確立への支持を強調しました。
非同盟諸国会議への参加のため、アゼルバイジャン共和国を訪問したイランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が同会議の傍ら、マレーシア、シリア、イラクのそれぞれの外相と個別に会談し、双方の関心事について協議しました。
非同盟運動の参加諸国による外相会議が5日水曜午前、アゼルバイジャンの首都バクーにおいて、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相も出席する中、開幕しました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、「西アジアにおける長年の対立や占領の問題は、イランの民主的なイニシアチブやパレスチナでの国民投票の実施により解決され、パレスチナの本来の住民は自らが思惑とする統治体制を決定できる」と述べました。
イランの国連次席大使が、「NAM非同盟諸国は、発展途上国に対する一方的な制裁行使を懸念している」とし、「NAMは、一方的な制裁を行使した各国に対し、緊急性をもって、これらの制裁を解除するよう求める」と語りました。
インドネシアのマルスディ外相は、すべての非同盟諸国がパレスチナを正式に国家承認するよう求めました。
イランのザリーフ外相が、「我々は、対話や外交に忠実に従っていることを示して見せた」と強調しました。
NAM非同盟諸国が、本来はシリア領となっているゴラン高原からの、シオニスト政権イスラエルの撤退を要求しました。
ローハーニー・イラン大統領が、「経済テロや軍事的脅迫といった形での諸国民に対する圧力行為は、真の共通の脅威に対抗するための2国間、多国間、および国際協力に置き換えられるべきだ」と語りました。
イラン外務省のムーサヴィー報道官が、「わが国のローハーニー大統領が4日月曜、非同盟諸国首脳によるテレビ会議に参加する」と発表しました。