非同盟諸国、「イスラエルは占領したゴラン高原から撤退すべき」
10月 11, 2020 04:37 Asia/Tokyo
NAM非同盟諸国が、本来はシリア領となっているゴラン高原からの、シオニスト政権イスラエルの撤退を要求しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、非同盟諸国は声明を発表し、占領下にあるシリア・ゴラン高原からイスラエルが撤退する必要性を強調しています。
この声明は、9日金曜にオンラインで開催された非同盟諸国会議の後に発表されており、さらに、「当組織の全てのメンバー国は、イスラエルが占領しているゴラン高原の人口構造、そして物的・法的状況の変容を狙ったイスラエル占領軍の行動を非難する」としています。
さらに、この声明によりますと、イスラエルは国連安保理決議に従い、ゴラン高原から撤退すべきだとされています。
イスラエルは1967年、ゴラン高原のシリア領およそ1200km2にわたる領域を占領し、その後しばらくしてこの地域を自らの占領地に併合しましたが、国際社会はこの併合を一切正式に認めていません。
国連安保理も、この地域を占領地とみなしています。
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