ニュース | イラン最高指導者顧問:「エプスタイン事件は西洋文明の終焉」/グリーンランド住民がトランプ大統領派遣の病院船を拒否
-
アリーアクバル・ヴェラーヤティ・イラン最高指導者国際担当顧問
イランイスラム革命最高指導者ハーメネイー師の国際問題担当顧問を務めるヴェラーヤティ氏が、「エプスタイン事件に関与した米国の政治家とその西側同盟者に対する捜査は、疑惑が主張されている全分野において西側諸国の包括的なスキャンダルとなった」と語りました。
アリーアクバル・ヴェラーヤティ顧問は、西洋文明の衰退と崩壊、そしてイラン・イスラム文明の再生について論じた論説の中で、エプスタイン事件を西側の見せかけ文明の終焉だと評しています。
ヴェラーヤティ顧問はまた「過去数世紀の歴史を振り返ると、人権や倫理といった空虚な主張はともかく、西洋文明は常に暴力、搾取、そして好戦主義に基づいてきたことが明白に分かる。それはローマ教皇の仲介による植民地主義者の世界分割に始まり、数百万人の死者を出した世界大戦、またヨーロッパ諸国の秘密裏の支援を受けたボスニアのジェノサイドからガザ地区の無辜の民の殺害に至るまで、犯罪の連鎖を形成してきており、それは今日もウクライナ戦争へと続いている」と述べました。
さらに、東西二つの文明を比較する上でイランを例に挙げ、「イラン・イスラム文明は、平和の希求および正義の伝搬という古来の歴史を持ち、紀元前アケメネス朝の創始者キュロス大王の時代から自衛のためにのみ武器を取り、常に諸国家の平和的共存を主張してきた。イランにおける1979年のイスラム革命の到来とともに、イスラム文明の再建と活性化のプロセスが始まった。エプスタイン事件からガザにおけるジェノサイドへの公然たる幇助に至るまで、西側諸国の倫理・政治的スキャンダルが世界の世論を覚醒させた今日、文明の真の立場を再定義し、正義、平和、そして人間の尊厳を口先のスローガンではなく実践・具現する文明こそが未来の文明であることを、世界に認識させる時が到来している」とコメントしています。
トランプ大統領の「好奇心」に対するイラン外相の返答:
「我々はイラン人であるがゆえに屈服しない」一方、イランのセイイェド・アッバース・アラーグチー外相は、イランの不服従ぶりに対するトランプ米大統領の好奇心に対し、「X」内の自身のアカウントに「なぜ我々が屈服しないのかを知りたいか?それは我々が『イラン人』だからである」と投稿しました。
トルコ国会議長:「アメリカの覇権時代は終焉を迎えた」
また、トルコのヌーマン・クルトゥルムシュ(Numan Kurtulmuş)国会議長は「冷戦終結後に形成された国際体制はもはや、現在の形では存続できない」とし、アメリカの覇権時代は事実上終わったことを強調しました。さらに、「アメリカによるイランへのいかんる攻撃も、制御不能な長期戦争に発展しかねない」と語っています。
グリーンランド住民、トランプ大統領の病院船派遣を拒否;「結構だ」
ドナルド・トランプ米大統領がグリーンランドへの病院船派遣について発言したことを受け、地元当局は他国からの医療支援は不要だと表明しました。グリーンランドのイエンス・フレデリック・ニールセン首相もSNSにおいて、トランプ大統領による病院船派遣の件について言及し、「結構だ」と投稿しています。
エジプト将軍:「駐イスラエル米大使の発言は人種差別的で危険」
最後のニュースとして、エジプト軍のサミール・ファラジ将軍は、シオニスト政権イスラエル占領地テルアビブ駐在のマイク・ハッカビー米大使が、ナイル川からユーフラテス川に至る「大イスラエル」構想について述べたことを「人種差別的かつ拡張主義的で容認できない」としました。さらに、「これらの発言の影響はエジプトの安全保障にとどまらず、特にハッカビー氏が国土の3分の1を失うと主張するサウジアラビアを初めとするアラブ諸国全域にまで及ぶ」とコメントしています。

