アムネスティ、バーレーンでの抗議者弾圧を非難
6月 10, 2016 20:25 Asia/Tokyo
国際人権監視団体アムネスティ・インターナショナルが、バーレーンでの抗議者への激しい弾圧を非難しました。
バーレーンのニュースチャンネルによりますと、アムネスティは、10日金曜、同国のシーア派最大野党アルウィファークのサルマン事務局長の禁固刑の拡大を非難すると共に、「バーレーン政府が人権の分野で改善に向かっているように見せようとしても意味がない。事実は別のものだ」と強調しました。
アムネスティは、「バーレーンは2011年から国民対話について語っているが、政治活動家が何かを語ると、彼らを刑務所に入れている」と語りました。
さらに、「バーレーン政府が標的にしているのは政治家だけではない。バーレーン政権の弾圧行為が続く中、渡航禁止、国籍の取り消し、国からの追放もまた刑罰に加えられている」としました。
2013年からバーレーン政府はこの国でデモを行うことを禁じています。
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