シリア国連大使、「イスラエルの核計画はIAEAの監視下に置かれるべき」
8月 04, 2022 18:46 Asia/Tokyo
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シリアのバッサーム・サッバーグ国連大使
シリアのバッサーム・サッバーグ国連大使が、「シオニスト政権イスラエル領内の核施設は、IAEA国際原子力機関のセーフガード規約のもとに置かれるべきだ」との要求を出しました。
イスラエルは現在、西アジア地域で唯一の核兵器保有政権であり、自らの核計画に関してアメリカの支持を受けるとともに、国際的な監視措置から免れています。
一部の推測では、イスラエルは現在100~120発の核弾頭を保有しているとされていますが、専門家らはこの数字が現在までに2倍に増えたと推測しています。
シリア国営サナ通信によりますと、サッバーグ国連大使は米ニューヨークでの第10回NPT核兵器不拡散条約再検討会議において、イスラエルの核施設を、地域・国際的な安全や平和にとっての脅威だとしました。
また、「核兵器のない西アジア地域の実現は、NPT条約加盟国の約束から切り離せない項目の1つだ」と表明しています。
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