パレスチナが、ガザの子どもたちの死に関する国際調査を要請
8月 17, 2022 17:47 Asia/Tokyo
パレスチナ自治政府のシュタイエ首相は16日火曜夜の声明で、シオニスト政権イスラエルによるガザ地区に対する侵略行為により5人のパレスチナ人の子どもが殉教したことについて、国際的な調査を早急に行うよう要請しました。
シオニスト政権は今月2日、パレスチナ・ガザ地区各地への空爆および砲撃を開始し、これらの残忍な攻撃の結果、44人が殉教し、負傷者も360人以上出ました。同地区ジャバリアにある民家への攻撃では、きょうだい4人を含む5人の子どもが殉教しており、シオニスト政権もこれを認めています。
イルナー通信によりますと、シュタイエ首相は声明で、「占領者であるシオニストらがジャバリアでの虐殺を認めたことから、国際裁判所や人権機関は、この犯罪に対する措置においてどこまで真剣にダブルスタンダードから距離を置くかを試されることになる」としました。
また、「国際的な人権機関や司法機関が、犯罪者が処罰から逃れることを許さない法的措置を講じることができないのであれば、シオニスト政権がさらなる犯罪を行うことを意味する」と警告しました。
そして、アメリカとEUに対し、この犯罪を非難するよう要請し、占領者イスラエルには自衛権があるとする発言を慎むよう求めました。
このような中、国際通信イランプレスは、ガザの住民やジャバリアで殉教した5人の子どもたちの遺族が16日火曜夜、その墓前に座ってこの犯罪を非難し、「シオニスト政権は今回の犯罪により国際法廷で裁かれる必要がある」と強調したことを伝えました。