シリア対空防衛部隊が、領空への侵入者を撃墜
9月 01, 2022 17:56 Asia/Tokyo
シリア軍対空防衛部隊が31日水曜夜、同国の首都ダマスカス南部近郊および、北部アレッポ空港に対する、シオニスト政権イスラエルのミサイル攻撃に対抗し、これらを撃墜しました。
イスラエルは近年、シリアの首都ダマスカスをはじめとした各地で同国の領空を侵犯していますが、シリア対空防衛部隊の適切な反撃により、これらの攻撃の多くは撃退されています。
シリア政府はこれまでに何度も国連に書簡を送付し、こうした攻撃を非難するとともに、これを止めさせるよう求めています。
シリア国営サナ通信によりますと、ダマスカス南部郊外でのイスラエルの侵略の一方で、シリア対空防衛部隊はアレッポ空港に対するイスラエルのミサイル攻撃に対抗しました。
なお、今回の攻撃では物的被害があったのみでした。
この攻撃の1週間前に当たる先月25日夜には、イスラエルがシリア中西部ハマーと地中海に面したタルトゥース市周辺を攻撃し、 2 人を負傷させました。