ヨルダン川西岸での危機が激化、シオニスト入植者がアクサーモスクに乱入
9月 27, 2022 20:46 Asia/Tokyo
アルアーラムチャンネルの記者が、「シオニスト政権イスラエルの占領下にあるパレスチナ・ヨルダン川西岸北部と聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは一触即発の状況にある」と報じました。
26日月曜、シオニストの入植者の集団がユダヤ新年に際して、イスラエル軍の後方支援を得て聖地内のアクサーモスクに乱入し、パレスチナ人礼拝者との衝突に発展しました。
また27日火曜にも、さらに別の入植者のグループがアクサーモスクを襲撃しました。
アルアーラムチャンネルによりますと、入植者らは27日、イスラエル軍の支援を得てアクサーモスク境内に入り、イスラム教徒にとって神聖なこの場所でラッパを吹き、足を踏みならし舞踊するなど、パレスチナ人を挑発するような行動に出ています。
これらの行動により、聖地は現在、きわめて緊迫した状況にあります。
こうした中、イスラエル軍は27日、同軍の拠点を狙ったパレスチナ人の抵抗作戦の実施に関する50件の警告を受けていることを認めています。これらの作戦は今後数日以内に、ユダヤ教新年の球界シーズン中に実施される可能性があります。
アルアーラムチャンネル記者はまた、聖地で発生している出来事がパレスチナ人に影響を与え、彼らを挑発することから、入植者とパレスチナ人の衝突状態が続いている、と強調しています。