ＧＣＣがイランと協力する意向を表明

ペルシャ湾岸協力会議（ＧＣＣ）のアル・ブダイウィ事務局長が、「ＧＣＣ加盟諸国はイランと歴史的な関係を持っており、イランには常に協力の手を差し伸べる」としました。

アル・ブダイウィ氏は、ＧＣＣとロシアによる第6回閣僚級戦略対話会合で、「ＧＣＣの目的は、各国と強力で堅固な関係を築き、双方があらゆる分野で利益を得るようになることである」としました。

同氏はさらに、イランとサウジアラビアの間の合意を支持し、「この合意が、対話による地域紛争の終結や対立解消へ向かう一歩となってほしい」と期待を表明しました。

また、ウクライナ危機解決を目指す仲介活動及び、黒海を通じたウクライナ産穀物輸出合意の期限延長を支持するとともに、「ＯＰＥＣプラス（ＯＰＥＣ加盟国およびロシアなどの非加盟による枠組み）でのロシアとの協力は、石油市場にプラスの影響を与えている」と強調しました。

ラブロフ・ロシア外相もこの会議において、「わが国とペルシャ湾岸諸国との協力が続いていることは、非常に重要である」と述べました。

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