Pars Today
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ペルシャ湾岸協力会議とEUの外相らの合同会合の声明の中で提起された主張内容を否定するとともに、「イランの軍事・防衛力は、イランの抑止力の向上や国家安全保障の維持及び、地域の安定の強化に沿ったものだ」としました。
ペルシャ湾岸協力会議(GCC)のアル・ブダイウィ事務局長が、「GCC加盟諸国はイランと歴史的な関係を持っており、イランには常に協力の手を差し伸べる」としました。
中国駐在イラン大使が、中国政府に対し抗議文書を提出したことを明らかにしました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、ツイッターにおいて中国語で、「イラン領土保全を尊重する必要性において、我が国はいかなる方面にも社交辞令で接することはない」と強調しました。
イランの複数の国会議員が、ペルシャ湾岸協力会議と中国による声明に反応しました。
中国とペルシャ湾岸協力会議による共同声明、そしてこの声明におけるペルシャ湾に浮かぶ一部島々のイランの領有権に関する主張を受け、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が10日土曜夜、ツイートにおいて「ペルシャ湾に浮かぶ大トンブ島、小トンブ島およびブームーサー島は、わが国の不可分の領土であり、これらの地は恒久的にわが国に属することになる」と述べました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官が、同国に駐留する中国大使に対しイラン外務省で、ペルシャ湾岸協力会議と中国による共同声明にあったイランの領土保全をめぐる介入的内容についての強い不快感が伝えられたことを明らかにしました。
ニークザード・イラン国会副議長が、「ペルシャ湾に浮かぶ三島は絶対にわが国の領土である」とし、「わが国として、自国の領土保全に関しては他のいずれの国とも冗談抜きで対応する」と語りました。
イエメン救国政府のシャラフ外相が、サウジアラビア・リヤドに事務局のあるペルシャ湾岸協力会議にイエメンがオブザーバー出席を打診されたという話を否定して、「侵略者たるサウジが主導するアラブ連合軍は、イエメンに関連した会合を実施する権利はない」と述べました。
ライースィー・イラン大統領が、「地域諸国の安全は互いに密接に絡み合っており、わが国はペルシャ湾岸諸国の安全を支持する」と語りました。