イラン国会副議長、「イランは領土保全についていかなる国とも妥協せず」
12月 11, 2022 17:33 Asia/Tokyo
ニークザード・イラン国会副議長が、「ペルシャ湾に浮かぶ三島は絶対にわが国の領土である」とし、「わが国として、自国の領土保全に関しては他のいずれの国とも冗談抜きで対応する」と語りました。
GCCペルシャ湾岸協力会議および中国は、サウジアラビアの首都リヤドで開催された第43回首脳会合の終了声明において、ペルシャ湾に浮かぶイラン領の三島に関するUAEアラブ首長国連邦の主張をまたもや繰り返しました。
ニークザード副議長は11日日曜の国会において演説した際、「わが国はサウジアラビアの反体制派ジャーナリスト・カショギ氏の殺害犯、テロ組織ISISの生みの親、そして、アメリカの育ての親が世界各国と通商条約を結ぶことには、なんら異論はない」とし、「だが、わが国は世界のいずれの国に対しても、経済関係の折々にペルシャ湾に浮かぶイラン領の島々に関して大言壮語する権利を与えることはない」と語っています
さらに、「ペルシャ湾に浮かぶ三島に対するわが国の絶対的な領有権を証明するのに、国連の資料や各種の国際条約、国際法を紐解く必要はない」とし、「問題の海域がペルシャ湾であることを証明するには、少々博物館めぐりをし、古い地図を閲覧すれば十分である。一字一句たりとも過不足はなく、これは絶対的にわが国が領有する島々である」と述べました。
そして、「イスラム共和制たるわが国の政策は、覇権主義でもなく支配に甘んじることもない、というものだ」としています。
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