イラン外相が、自国領土保全を尊重する必要性を中国語でツイート
12月 12, 2022 17:57 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、ツイッターにおいて中国語で、「イラン領土保全を尊重する必要性において、我が国はいかなる方面にも社交辞令で接することはない」と強調しました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は12日月曜、中国とペルシャ湾岸協力会議が出した共同声明においてブー・ムーサー、大トンブ、小トンブのイラン領の三島に関する主張に言及されたことに関し、ツイッターにおいて中国語で、「ペルシャ湾に位置するこの三島は、わが国の不可分の領土であり、また、恒久的にそうあり続けるだろう」としました。
ペルシャ湾岸協力会議加盟諸国と中国の首脳陣は、ともに行った会合の最終声明において、「イランとUAEアラブ首長国連邦の間で三島の問題が平和的に解決されるよう求める」としました。しかしながら、この三島はまぎれもなくイランの不可分の領土です。
この声明が出されたのは、イランに「諸国への内政干渉」を控えるよう求めた別の声明が、サウジアラビアと中国の首脳により出された直後のことです。
イランはこれに対する反応として、駐イラン中国大使を10日土曜に外務省へ呼び出し、同声明の中でのイランの三島の領有権に関するUAEの根拠ない主張への言及が、イランを非常に不快にしたことを通達しています。
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