国連人権高等弁務官、「ガザ封鎖は国際法の禁止行為」
10月 11, 2023 15:24 Asia/Tokyo
国連人権高等弁務官が、パレスチナ・ガザ封鎖について国際法で禁止されている行為だとしました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスは7日土曜、数百発のミサイルおよびロケット弾でテルアビブを含むシオニスト政権イスラエルの占領地への攻撃を開始しました。現在も続くこれらの攻撃により、これまでにシオニスト数百人が死亡しています。
これを受けたイスラエルのガラント戦争大臣は、ガザ地区の完全封鎖を発表し、水、電気、燃料の搬入を一切禁止するとしました。
さらに同政権のカッツ・エネルギー大臣も、ガザ地区への給水の即時遮断を命じたことを明らかにしました。
イスナー通信によりますと、ターク国連人権高等弁務官はこのようなシオニスト政権の行為について、国際法および人道関連法で禁止された行為だと指摘しました。
また、シオニスト政権がガザ地区内の学校や集合住宅を標的とした攻撃を行っており、多数の民間人死傷者が出ていることを明らかにしました。
その上で、ガザ封鎖が状況をさらに悪化させ、医療センターの活動にも影響を与えているとしながら、シオニスト政権とパレスチナとの紛争解決を求めました。