イスラエルがガザのギリシャ正教会を攻撃、キリスト教徒18人死亡
10月 21, 2023 18:00 Asia/Tokyo
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスが、同国ガザ地区にあるギリシャ正教会の聖ポルフィリウス教会に対しシオニスト政権イスラエルが最近行った攻撃により20人が死亡し、そのうち18人はクリスチャンであったと発表しました。
ファールス通信によりますと、イスラエルは19日木曜夜、パレスチナ・ガザ地区の住民が避難先のひとつとしていた、世界でも3番目に古いキリスト教会とされる聖ポルフィリウス教会を、直接攻撃しました。
シオニスト政権に占領されている聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのギリシャ正教会は、同政権による今回の聖ポルフィリウス教会への攻撃を戦争犯罪にあたるとしました。またハマスも声明を発表し、国際社会とWCC世界教会協議会に対して、礼拝を行う場所や民間人への攻撃の停止をイスラエルに迫るよう求めました。
シオニスト政権が人種主義的アプローチを継続し民間人を虐殺していることから、パレスチナ抵抗勢力が今月7日に「アクサーの嵐」作戦を行い、同政権へ取り返しのつかない損害を与えるという事態を招きました。同作戦では、少なくとも2000人のシオニストが死亡しています。
シオニスト政権はこの作戦後、自身が喫した重大な敗北を埋め合わせようと、パレスチナ被抑圧民の虐殺に訴えました。ガザ地区での民家や医療施設、モスク、難民キャンプや人々の避難場所を標的としたシオニスト政権の攻撃によって、同地区ではこれまでに4000人以上のパレスチナ人が殉教しており、そのほとんどが子どもと女性によって占められています。