パレスチナ抵抗組織;「アクサ―の嵐」作戦の本来の動機は国際社会の沈黙に対する国民の怒り
10月 24, 2023 19:51 Asia/Tokyo
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対シオニスト攻撃・アクサ―の嵐
パレスチナ・イスラム聖戦運動のMosaab Al-Brim 報道官が、「対シオニスト攻撃・アクサ―の嵐を実行した本来の理由は、パレスチナ人の苦しみを目の前に沈黙する国際社会に対してのパレスチナ人の憤怒だった」と語りました。

同報道官は、パレスチナ・ガザ地区にて国際通信イランプレスの独占インタビューに対し、「アクサ―の嵐」作戦の重要性や実行理由について、「国際社会はパレスチナ人の苦痛を忘れたことに加え、イスラム教徒の聖地アクサーモスクにおけるシオニスト政権イスラエルの行動、そしてこのモスクの宗教、アラブ・イスラム的アイデンティティを危険にさらしていることも、今回の作戦実施のもう一つの動機となっている」と述べています。
さらに、「もう1つの動機は、イスラエルの刑務所におけるパレスチナ人捕虜問題である。それは、40年以上経ってもこの問題が今なお未解決であるからだ」としました。
そして、「パレスチナ抵抗運動の主なメッセージは、パレスチナ捕虜の解放とアクサーモスクの防衛である」と語っています。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの戦士らは、今月7日の「アクサーの嵐」作戦でガザ地区の外にある10カ所のシオニスト入植地を占拠し、シオニスト政権にとっての前例のない不名誉となりました。
抵抗勢力の作戦により、これまでに少なくともシオニスト1500人が死亡、5000人が負傷したほか、およそ200人が捕虜となっています。
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