ヨルダン川西岸で10代のパレスチナ人少年が殉教
(last modified Thu, 07 Dec 2023 06:44:42 GMT )
12月 07, 2023 15:44 Asia/Tokyo

パレスチナ保健省は、ヨルダン川西岸のジェニン難民キャンプで10代のパレスチナ人少年がシオニスト政権イスラエル軍の銃撃により殉教したと発表しました。

パレスチナ・サマー通信によりますと、パレスチナ保健省は7日木曜、ジェニン南西部で16歳のパレスチナ人少年がシオニスト政権軍の銃撃により殉教したとしました。

同省は6日水曜にも、30歳のパレスチナ人男性がシオニスト政権軍の銃弾を受け殉教したと発表しています。

7日の発表はまた、ベツレヘムにあるデイシェ難民キャンプでも、シオニスト政権軍の銃撃でパレスチナ人3人が負傷し、そのうち1人が重体であるとしました。

一方、パレスチナ赤新月社は6日、ヨルダン川西岸でパレスチナ人2人がシオニスト政権軍の銃撃で殉教したと伝えました。

これに先立ちパレスチナ保健省は、ヨルダン川西岸では10月10日以降、パレスチナ人住民が260人殉教、3200人負傷していることを明らかにしています。

今年10月7日にパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスが奇襲作戦「アクサーの嵐」を実施し、それに対しシオニスト政権がガザへの侵攻を始めて以降、ヨルダン川西岸でもさまざまな地域で反シオニスト作戦が行われ、シオニスト政権が侵略行為を激化させています。

シオニスト政権軍は6日にも、ジェニンへの侵略行為の中で幼いパレスチナ人の子ども2人を殉教させました。

 


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