各方面からイスラエルのICC提訴が続く
1月 07, 2024 17:12 Asia/Tokyo
パレスチナ出身者を中心としたチリの弁護士100人が、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相をICC・国際刑事裁判所に提訴しました。
イルナー通信によりますと、チリの弁護士100人はICCにネタニヤフ首相のついての訴状を提出し、「パレスチナ・ガザでイスラエル政権が行っている犯罪は、1949年に採択されたジュネーブ条約への明白な違反である」としました。
パレスチナ領土外で最大のパレスチナ人コミュニティの一員であるこの訴状を提出した弁護団は、ネタニヤフ首相および、ガザでの犯罪の実行者への逮捕状を請求しました。
これ以前にも、南アフリカが先月29日、シオニスト政権によるパレスチナ人への犯罪継続を受けて、ICCに同政権を提訴しました。南アフリカの訴状では、パレスチナのガザやその他の被占領地で同政権が行う戦争犯罪、大量虐殺、民族浄化が、罪状として挙げられました。
南アフリカ大統領府は、ICCへの訴状提出後に発表した声明で、「我が国には、大量虐殺を阻止する義務がある」としました。
シオニスト政権イスラエルはこの3か月間、ガザに対して前例のない爆撃を行っており、同地区ではこれまでに、パレスチナ人2万2722人が殉教、5万8166人が負傷しています。