米英軍がイエメン首都を空爆、ミサイル攻撃
1月 23, 2024 20:28 Asia/Tokyo
情報筋によると、米英軍が23日火曜未明、イエメンの首都サヌア及び、同国の他複数の地域を再び空爆しました。
イルナー通信によりますと、この攻撃ではイエメン軍の基地などが標的になりました。
ある米高官は匿名でカタール国営衛星通信アルジャジーラの取材に対し、攻撃対象となったのはイエメン軍の弾道ミサイル発射装置や無人機、弾薬庫などであると語りました。
この高官はまた、今回の攻撃が戦闘機やミサイルで行われ、大規模なものだったとしました。
イエメンのシーア派組織アンサーロッラー政治局員のムハンマド・バヒーティー氏は23日未明、今回の侵略に反応し「シオニスト政権イスラエルに対するイエメンの攻撃は今後も続く」と語りました。
イエメン政治高等評議会のムハンマド・アリー・フーシー氏は、「米英のイエメン攻撃の目的はイエメンによる対シオニスト海上作戦の阻止にある」とし、「それは実現しない」と述べました。
イエメン軍は数週間前からガザ地区でのパレスチナ国民の抵抗を支持するため、紅海やバブ・エル・マンデブ海峡においてイスラエル船籍もしくは、イスラエル占領地に向かう船舶を攻撃対象としています。
イエメン軍は、イスラエル政権がパレスチナ・ガザに対する攻撃を停止するまで、紅海における同政権の船舶及び、イスラエル占領地を目的地とする船舶への攻撃は続くとしています。一方で、それら以外の船舶のアデン湾・紅海の航行は自由であり、安全は完全に保たれると強調しています。