人権団体、「ガザ戦争で2万5000人が孤児に」

欧州地中海人権モニター（Euro-Med Human Rights Monitor）が、パレスチナ・ガザでの戦争で2万5000人の子どもたちが親を亡くし孤児になったとしました。

欧州地中海人権モニターは29日月曜、今回のガザ戦争で子ども2万5000人余りが両親あるいは少なくとも片親を失っているとしました。

ガザにあるパレスチナ政府広報局は前日の28日日曜の発表で、シオニスト政権イスラエル軍がこの48時間に38件の大量虐殺を引き起こし、ガザ南部ハーンユヌスで350人のパレスチナ人が殉教したとしています。

同局は、「占領者政権軍が国際法に違反し、殉教者の遺体の移動を妨害しているため、救助隊員や医療スタッフは今のところ、路上に放置されている数十人の殉教者の遺体をどうすることもできないままになっている」と強調しました。 

ガザ保健省によれば、イスラエル軍の侵略行為によって昨年10月7日のガザ戦争勃発以降に殉教した人々の数は2万6422人、負傷者は6万5087人に上っています。

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