一部のイスラム諸国でラマダン月が始まる
3月 11, 2024 15:02 Asia/Tokyo
一部のイスラム諸国では11日月曜からラマザン月が始まりました。
世界中のムスリムは、ラマザン月に神の満足を得るために断食をします。断食は、日の出前の朝の礼拝を告げる時刻(アザーン)から日没後のアザーンまで続き、飲食など断食を無効にする一切の行為を断ちます。
11日は、サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦、シリア、レバノン、パレスチナ、トルコおよびイラクのスンニ派ムスリムなどでラマダーン月の初日と発表されました。
イラン、オマーン、インドネシア、マレーシア、ブルンジ、オーストラリア、シンガポールでは、12日が初日とされています。
ラマザン月の初日は、前日の日没時に新月が観測されたかどうかで決まるので、国によって異なるのが通例です。