イラン外務省報道官「イスラエル支持国が倫理を説くな」
6月 11, 2024 20:17 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、米仏両首脳が発表した共同声明にイランに対する根拠のない非難が含まれていることを非難しました。
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、米仏両首脳が発表した共同声明にイランに対する根拠のない非難が含まれていることを非難しました。
キャンアーニー報道官は、今回の反イラン的声明が特定の政治目的を持ったものだとして、次のように語りました。
8カ月で1万5000人以上の女性や子供を虐殺したイスラエルを支持し、自国内でもパレスチナを支持する学生や市民を弾圧する国が、他国に倫理や人権を説くのは噴飯ものだ
キャンアーニー氏はこれに関連し、ウクライナ戦争以降イランがとってきた姿勢は、ロシアとウクライナが外交的手段によって対立を解消すべきというものであり、地域および世界の安定やテロとの戦いに関するイランの確固とした立場は否定できるものではないと強調しました。
そして、マクロン仏大統領に対し、フランスおよび欧州各国の米国追従姿勢を改めるよう勧告しました。