アッコ市への集中攻撃;イスラエル拠点に対するヒズボッラーの新たな作戦
レバノン・イスラム抵抗軍が、過去24時間(24日日曜朝まで)にシオニスト政権イスラエル軍の拠点に対して34件の軍事作戦を実施したと発表しました。
レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーによりますと、イスラエル軍の拠点に対するイスラム抵抗勢力の作戦は、イスラエルの進軍を阻止し、レバノンとイスラエル占領地の境界付近でイスラエル占領軍を攻撃することとされています。
パールストゥデイによりますと、ヒズボッラーは声明において「イスラエル占領地北西部アッコの北方にあるシュラガ基地が多数の自爆無人機の標的となったのは2回目である」と発表しました。
ヒズボッラーの声明によりますと、抵抗軍はまた、レバノン南部アル・ヒヤム近郊のアル・アムラ検問所に集結していたシオニスト兵士らを多数の爆撃用無人機で狙い撃ちにしました。
ヒズボッラーは24日土曜夜、「イスラエル軍の戦車メルカバがレバノン南部の町アル・ジェビン周辺で誘導ミサイルによって破壊され、この攻撃で戦車の乗員全員が死傷した」と発表しました。
レバノン・イスラム抵抗軍はまた同日、レバノン南部の町アル・バヤダ町周辺の北東部地域で抵抗軍部隊とイスラエル軍が衝突したと発表しました。
ヒズボッラーによりますと、アイェレトハシャハル(Ayelet HaShahar)・シオニスト入植地が抵抗勢力に攻撃されたということです。
去る9月23日以来、シオニスト軍はレバノン南部各地に対して大規模な攻撃を開始しており、攻撃は今も続いています。ヒズボッラーは、レバノン民間人が標的にされている現実に沈黙することなく、当初からシオニストの拠点に対して数多くの作戦を実行してきました。
ヒズボッラーが対イスラエル作戦を続行する中、イスラエルのメディアはレバノン南部での衝突でシオニスト兵2名が死亡、他の兵士12名が負傷したと報じました。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの軍事部門・カッサム旅団も、イスラエルの犯罪との対決継続の一環として、イスラエル占領地域南部にあるシオニスト軍基地へのミサイル攻撃を発表しました。
カッサム旅団は声明で、イスラエルのレイム軍事基地をミサイル・ラジュムによって攻撃したと発表しました。レイム基地は、ガザ地区でのイスラエル特殊部隊の本拠地として知られています。
2023年10月7日以来、イスラエル政権は西側諸国の全面的な支援を受けて、防衛手段を持たないガザ地区のパレスチナ市民に対し新たな大規模虐殺を開始しました。最新の報告によりますと、イスラエルのガザ攻撃で4万4000人以上のパレスチナ人が殉教し、10万人以上が負傷しました。
ここで留意すべきことは、イスラエル政権の構造がイギリス植民地主義計画及び、さまざまな国からパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に確立され、1948年にその存在が宣言されたことです。
それ以来、パレスチナ人を虐殺して彼らの全領土を占領するために、さまざまな大量殺戮計画が実行されてきました。