シリア西部のシーア派居住地域で武装勢力が攻撃・10人殉教
(last modified Sat, 25 Jan 2025 09:24:10 GMT )
1月 25, 2025 18:24 Asia/Tokyo
  • シリア新政権「タハリール・アルシャーム(HTS)」傘下の武装勢力
    シリア新政権「タハリール・アルシャーム(HTS)」傘下の武装勢力

昨年末にシリア政権を掌握した 「タハリール・アルシャーム(HTS)」 と関連のある武装勢力が、同国西部ホムス県の市民らを攻撃し、少なくとも10人のシーア派住民が殉教しました。

【ParsToday西アジア】 シリア国内で独自の情報網を持つ在英NGO「シリア人権監視団」によりますと、HTS最高幹部のジャウラ二氏と関係があるとされる武装勢力がホムス県のシーア派地域の住民を広範囲に襲撃・迫害したということです。シリア人権監視団は「HTSの構成員がホムス県の複数の集落を攻撃し、10人を処刑、15人を拘束、32人を負傷させた」と発表しています。

一方、シリア公安管理局は同国北西部ラタキア県ジャブラ市に夜間外出禁止令を発令しました。複数の報道によりますと、同都市ではここ数日、HTS所属の勢力と住民の間で衝突が起こっているということです。

昨年11月27日、シリア北西部で当時のアサド政権打倒を目的に武装勢力が作戦を開始しました。武装勢力は急速に進軍し、アサド政権はわずか11日で崩壊しました。

 

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter