イスラエル閣僚らがガザでの戦争再開を歓迎
(last modified Thu, 20 Mar 2025 10:49:14 GMT )
3月 20, 2025 19:49 Asia/Tokyo
  • イスラエル閣僚らがガザでの戦争再開を歓迎
    イスラエル閣僚らがガザでの戦争再開を歓迎

シオニスト政権イスラエルの右派閣僚ら2人が、同政権によるガザ地区への残虐な攻撃の再開を歓迎しました。

【ParsToday西アジア】イスラエル政権のイタマル・ベン・グヴィル元治安相とベザレル・スモトリッチ財務相は、同政権による新たなガザ攻撃を歓迎し、これを倫理的かつ正当な行動だとしました。

ベン・グヴィル氏は18日、「イスラエルがガザへの広範囲な攻撃を再開したことを歓迎する」と述べました。

同時に、スモトリッチ財務相は「ガザでの作戦はこれまでとはもっと違うものとみられ、勝利を収めるために我々は力強く活動を再開しなければならない」と語りました。

また、イスラエルの第12チャンネルTVは、ネタニヤフ首相が近くベン・グヴィル氏を内閣に復帰させることを希望していると報じました。

それによると、ベン・グヴィル氏との交渉で18日に大きな進捗が見られ、ネタニヤフ首相は今週中に同氏を内閣に復帰させる意向だということです

イスラエルのガザ空爆に関連して、同政権のダノン国連大使は「戦争への復帰は必要であり、ガザに平和は確立されないだろう」と強調しました。

ダノン大使はまた、国連安保理がガザ戦争に関する緊急会合の開催を決定したことに言及し、「たとえ国連安全保障理事会が毎日会合を開いたとしても、我々は人質全員を解放し、帰国させるまで戦闘をやめない!」と強調しました。

しかしその一方で、過去にイスラエル軍副参謀総長を務め、現在ではシオニスト政権の左派を代表する一人、ヤイール・ゴラン氏はネタニヤフ首相を非難し、「ネタニヤフ首相は人質と兵士を自身の生き残りのための切り札として利用しており、危険な腐敗者ネタニヤフ氏からイスラエルを救うために占領地で広範囲にわたる抗議活動を行うべきだ」と述べています。

イスラエル軍はネタニヤフ首相とカッツ戦争相の命令によりガザ地区への侵攻を再開し、停戦の破棄を正式発表しました。17日夜に始まったこれらの攻撃では450人が殉教したほか、500人が負傷しました。これらの殉教者と負傷者のほとんどは子供と女性が占めています。

 


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