イエメン:「戦争の停止は米とイスラエルが軍事力という言語しか理解しないことを示した」
6月 24, 2025 05:30 Asia/Tokyo
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イエメン抵抗組織アンサーロッラーのムハンマド・アル・バヒティ政治局員
イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーの政治局の著名なメンバーの1人が、イランを相手にしての米国とシオニスト政権イスラエルの弱点を指摘しました。
【ParsToday西アジア】メフル通信によりますと、アンサーロッラーのムハンマド・アル・バヒティ政治局員は24日火曜、「米国とシオニスト政権がイランに対する戦闘停止を受け入れたことは、彼らが軍事力という言語しか理解していないことを物語っている」と強調しています。
イスラエル首相府の発表によれば、シオニスト政権はイラン・イスラム革命防衛隊から致命的で痛恨の打撃を受け、ついに戦争を中止せざるを得なくなったということです。
なお、ネタニヤフ・イスラエル首相の事務所はシオニスト閣僚らに対し、戦闘行為の停止についてコメントしないよう要請しました。
ドナルド・トランプ米大統領はアメリカ東部現地時間の今月23日夕方、自身のSNSアカウント「Truth Social」において、「イランとイスラエルの間で6時間以内に完全な停戦が成立する」と主張していました。これに対し、イランのアラーグチー外相は「停戦や作戦停止に関する合意は現時点では得られていない」と強調し、「もっとも、イスラエル政権が24日火曜の午前4時までにイラン国民に対する違法な侵略を停止するなら、我々は反撃を続けるつもりはない」と表明しています。
アラーグチー外相は「X」に「繰り返し述べてきたように、戦争を始めたのはイスラエル政権側であって、我々ではない」と投稿しました。
さらに、「軍事作戦を停止するか否かの最終決定は、追って我々の側でなされる」と付け加えています。
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