イスラエル首相がガラガラの国連議場で登壇、多数が同時に逮捕を要求
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多数の抗議者が、ガラガラの国連議場でのイスラエル首相の登壇と同時に逮捕を要求
米ニューヨークで開催中の国連総会で、訴追中のシオニスト政権イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の登壇と同時に、会場となっている国連本部前に数百人が集結し、ネタニヤフ首相の逮捕を要求するデモを行いました。
【ParsToday国際】イルナー通信によりますと、ネタニヤフ首相が国連総会で演説を行うと同時刻に、多数のアメリカ市民が国連総会の会場となっている国連ビル前で大規模なデモを行いました。これらの人々はガザへの支持を強調し、シオニスト占領軍による継続的な犯罪行為を非難しています。また「ガザを解放せよ」「ガザの人々に生活する許可を与えよ」といったスローガンを書いたプラカードを掲げました。
この報道によれば、ネタニヤフ首相が国連総会で演壇に立った際、ガザで現在も続く大量虐殺および、イランやカタールに対するイスラエル政権の攻撃への抗議の意を示すため多くの外交使節団、政府高官、国家元首らが議場から退席した他、多数の人々により同首相に対するブーイングが沸き起こりました。
2023年10月7日以降、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃で6万人以上のパレスチナ人が殉教しており、イスラエル当局はICJ国際司法裁判所からガザ市民に対するジェノサイド罪で訴追されています。シオニスト政権は、封鎖下のガザ市民に対し、飢餓を武器として利用しています。
ネタニヤフ首相の演説中に、ロシアのニュース局ロシアトゥデイは「X」において「ネタニヤフ首相が国連総会からの外交団の退席に明らかに衝撃を受けている」と報じました。一方、「X」上では指名手配・訴追中のイスラエル首相の演説が大炎上するとともに世界各地からの抗議の波が拡散し、多くの活動家がネタニヤフ首相の演説中に外交団が退席する様子を捉えた動画を繰り返し投稿しています。これに対し、「X」内のパレスチナ自治政府のアカウントは「ネタニヤフ首相はガラガラの会場で演説している」と投稿しました。