その他のニュース| パレスチナ・ラマラで歴史の窃盗発生、イスラエルがビザンチン様式の柱を窃取
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シオニスト政権イスラエル軍部隊がパレスチナ・ヨルダン川西岸ラマラ北東の古代遺跡に不法に侵入し、ビザンチン時代の史跡である複数の柱を盗み出し、移動させましたが、その移動先は不明となっています。
(last modified 2025-12-06T12:05:58+00:00 )
12月 06, 2025 20:16 Asia/Tokyo
  • ヨルダン川西岸・ラマラで歴史が窃取される
    ヨルダン川西岸・ラマラで歴史が窃取される

シオニスト政権イスラエル軍部隊がパレスチナ・ヨルダン川西岸ラマラ北東の古代遺跡に不法に侵入し、ビザンチン時代の史跡である複数の柱を盗み出し、移動させましたが、その移動先は不明となっています。

パレスチナ観光史跡省は5日金曜に声明を出し、「イスラエル軍が最近、ラマラ北東部のキルベト・アル=ブルジュ遺跡に重機を用いて侵入し、ビザンチン時代の柱を複数本窃取した」と発表しました。

【ParsToday西アジア】ファールス通信によりますと、この声明では、今回の作戦には「遺跡の一部を破壊し、柱を未知の場所に移動させる」ことが含まれており、これは「文化遺産保護に関する国際法および条約の明確な違反」であるとされています。

同省の公式声明では、今回の攻撃は1954年の「戦時における文化財の保護に関するハーグ条約」およびユネスコ条約(1970年と1972年)に違反するものである、と述べられています。

パレスチナ観光史跡省は国際機関に対し、「パレスチナの国家遺産略奪の継続を阻止する」ための措置を講じるよう要請しました。

目撃証言によりますと、イスラエル軍はビザンチン時代の遺跡から古代の柱5本を窃取したとされています。

これまでの報道によれば、ヨルダン川西岸地域の史跡が違法な発掘や遺物押収の被害を受けたのは今回が初めてではありません。

パレスチナのハニ・アル・ハイエク観光史跡相は最近のインタビューで「イスラエルはガザ紛争中にガザ地区とヨルダン川西岸地区の『316以上の史跡』を完全に、あるいは部分的に破壊した」と語りました。

 

 


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