イエメン抵抗組織;「米国はあらゆる種類の武器をもってしてもイエメンに敗北」
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イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーの事務局長が、「現代の悪魔は世界的なシオニズムである」との考えを示しました。
(last modified 2025-12-27T12:36:42+00:00 )
12月 27, 2025 20:04 Asia/Tokyo
  • イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーのアブドゥル・マリク・バドレディン・アルフーシ事務局長
    イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーのアブドゥル・マリク・バドレディン・アルフーシ事務局長

イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーの事務局長が、「現代の悪魔は世界的なシオニズムである」との考えを示しました。

【ParsToday西アジア】アンサーロッラーのセイイェド・アブドゥル・マリク・バドレッディン・アルフーシ事務局長は26日金曜の演説で「シオニスト、世界的なシオニズム、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、イギリス、そして彼らの傭兵や追随者という形で現れている現代の悪魔は、人類史上最も危険で抑圧的な悪魔だ」と語っています。

「シオニスト政権は、アメリカと西側諸国の支援を受け地域で犯罪に手を染める」

アル・フーシ事務局長は「シオニストという敵は、アメリカの関与と西側諸国の継続的な支援を受け、パレスチナとレバノンで犯罪に手を染め続け、シリアにも攻撃を仕掛けている」と語りました。また「殺害や攻撃に対し、敵は一切反応が起こらないことを望み、さらにはこの状況が常態化し、容認されることを期待している」と述べています。さらに、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにおける情勢についても「シオニスト政権は、イスラム教徒にとって偉大な聖地の一つであるアクサー・モスクを日常的に冒涜し続けている」とコメントしました。

アメリカは失敗

アル・フーシ事務局長はさらに「アメリカのイエメン侵攻は、我が国とその軍による対ガザ支援継続を阻止するために行われたが、失敗に終わった。アメリカはありとあらゆる兵器をもってしても、パレスチナ市民を支援する我が政府軍の軍事作戦を阻止できなかった。停戦合意が発表されるまで我々の作戦は継続され、アメリカは今後ともそれを阻止できないだろう」と指摘しています。

米国はベネズエラの石油資源の掌握を狙う

最後に、アル=フーシ事務局長は南米ベネズエラ情勢についても「アメリカは世界最大とされるベネズエラの石油埋蔵源の掌握を狙っており、麻薬撲滅問題を口実に同国を攻撃・支配しようとしている。我々は今や邪悪で残酷、そして犯罪的な勢力に直面している。それはまさにアメリカ、イスラエル、そして条約や約束など一切守らない、貪欲で覇権主義的なグローバル・シオニズムである」と結びました。

 

 


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