イエメンの抵抗と紅海における勢力図の再定義
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シオニスト政権イスラエルのメディアが様々な記事を発表し、イエメン抵抗勢力の作戦がイスラエル経済に影響を与えた事実を認めました。
(last modified 2026-01-24T05:43:37+00:00 )
1月 21, 2026 19:33 Asia/Tokyo
  • イエメン軍による作戦続行中、占領地エイラート港は危機的状況に
    イエメン軍による作戦続行中、占領地エイラート港は危機的状況に

シオニスト政権イスラエルのメディアが様々な記事を発表し、イエメン抵抗勢力の作戦がイスラエル経済に影響を与えた事実を認めました。

イスラエルの第14チャンネルTVはある報道において「ガザ戦争中におけるイエメン軍の継続的な作戦および、ネタニヤフ・イスラエル現内閣の責任の欠如により、イスラエル占領地南部にあるウム・アル・リシュラッシュ港(エイラート)は2年以上放置されたままになっている」と報じています。

この報道によれば、エイラート港の労働者130人が解雇されるという警告が出されており、イスラエル政府がエイラート港支援計画を実施できないため、イスラエルのあらゆる産業が甚大な損失を被っているということです。これに先立ち、シオニスト紙「カルカリスト」も、イエメン軍によるガザ支援作戦とシオニスト政権の海上封鎖により、イスラエルの大手海運会社「ジム(ZIM)」の利益が減少したと報じていました。


カルカリスト紙はまた「イスラエルの貿易赤字は前例のない水準に達した。イスラエル統計センターのデータによれば、2025年のイスラエルの貿易赤字は前年(2024年)比で20%増の380億ドルという巨額に達している」としました。イスラエルのメディアが報じた内容は、イエメンの海上・ミサイル作戦が軍事的側面のみならず、イスラエル政権に深刻かつ構造的な経済的影響を及ぼしていることを裏付けています。イエメンの抵抗作戦の影響は、貿易ルートと港湾の混乱、輸送会社と物資の供給網への損害、そしてイスラエルの貿易赤字危機の深刻化と輸出の減少という3つのレベルで現れてきています。

占領地南部のエイラート港は、2年以上にわたり事実上利用されていません。その主な理由は、イエメン抵抗勢力の継続的な活動に加えて、シオニスト政権がこの動向に対抗できなかったことにあります。エイラートの活動停止により、シオニスト政権の様々な産業も大きな損失を被っています。イエメン抵抗勢力は、シオニスト軍によるガザ占領継続に対抗して行動を起こし、占領地と紅海においてシオニスト政権に対する大規模な作戦を継続しました。イエメン側は、イスラエル政権によるガザ住民占領が停止されるまで、対イスラエル作戦を継続することを強調しています。

紅海におけるイエメンの作戦により本格的な対イスラエル経済戦争が勃発し、シオニスト政権にとって危機的な状況を引き起こした上、イスラエルの貿易赤字は過去最悪の水準にまで落ち込み、輸出は数十年ぶりの低水準にまで減少しました。イエメンの抵抗勢力は、最小限のコストでシオニスト政権に最大の経済的打撃を与えており、その打撃の規模の大きさから、イスラエル側のメディアもこれを認めざるを得なくなっています。

イエメン抵抗勢力の行動により、紅海と東地中海における力関係は実質的に一変しました。シオニスト政権がアメリカと西側諸国からの全面的な支援を受け、また地域に米軍艦隊が駐留しているにもかかわらず、イスラエルの海上安全保障は深刻な打撃を受けるに至っており、今やイエメン抵抗勢力が地域の情勢変化の主役に躍り出ています。

イエメン抵抗勢力の海軍作戦は、地域的な勢力が世界貿易の流れ、海上安全保障、そしてイスラエル経済に影響を与える可能性があることを物語っています。そしてこの傾向により、紅海の安全保障問題、さらには西アジア政治におけるイエメンの地位が高まっています。

 


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