サウジアラビアがイエメンへの攻撃を継続
(last modified Mon, 08 Aug 2016 10:50:22 GMT )
8月 08, 2016 19:50 Asia/Tokyo
  • サウジアラビアがイエメンへの攻撃を継続

クウェートでのイエメン和平協議が失敗し、サウジアラビアの戦闘機が数度にわたり、イエメン各地を攻撃しました。

アルアーラムチャンネルによりますと、サウジアラビア侵略軍の戦闘機は、7日日曜、サヌア、サアダ、ジャウフなどイエメンの北から南の各地を爆撃しました。この攻撃で、イエメン人数十人が死傷しました。

サウジ側のハーディ元イエメン大統領の使節団とイエメンの国民の代表団の和平協議は、6日土曜、クウェートで開かれましたが、物別れに終わりました。これを受け、サウジ側の代表は、軍事的解決策を強調しました。

イエメン問題をめぐるクウェートの協議は、4月21日から行なわれていました。

イエメン人はサウジアラビア軍のモスクなどのインフラ施設への攻撃を非難することで、サウジアラビアに勝利するまで抵抗を続けると強調しています。

フーシ派などで構成されるイエメンの国民の代表団は、国連に書簡を送り、国連が独立した中立の立場をとり、一方的な解決策をとるのをやめるよう求めました。