イエメンで、サウジアラビアが葬儀会場を空爆、数百人が死傷
イエメンの首都サヌアで、サウジアラビア軍の戦闘機が葬儀会場を空爆し、イエメン人数百人が死傷しました。
レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、サウジアラビアの戦闘機は、8日土曜夕方、イエメン元内務大臣の父親の葬儀場を爆撃しました。
この攻撃により、イエメン人数百人が死傷しました。
死者の中には、イエメンの高官の姿も見られています。
爆撃によって火災が発生したため、負傷者の救援活動が妨げられています。
また、救助隊が犠牲者を病院に移送する際にも、サウジアラビアの2度の爆撃に遭いました。
イエメン筋は、「サウジアラビアの空爆で、300人以上が死傷した」としています。
新華社通信は、死者の数は最低でも160人だとしています。
この攻撃は、イエメンの各グループや地域、世界の要人の非難に直面しています。
イラン外務省のガーセミー報道官は、サウジアラビアの戦闘機によるサヌアの葬儀会場に対する攻撃を非難しました。
国連も、この攻撃を非難するとともに、それを衝撃的な出来事だとしました。
国連のマクゴドリック・イエメン担当人道調整官は、サウジアラビア主導の連合軍によるイエメンの葬儀会場に対する空爆を強く批判し、民間人の殺害は、国際法に反する犯罪だとしました。
こうした中、サウジアラビア主導のアラブ連合軍の戦闘機は、イエメンの民間人に対する攻撃を続ける中、8日、イエメン北西部サアダ州の市場を爆撃しました。
この攻撃により、民間人7名が死亡、4名が負傷しました。
国連の報告によりますと、過去1年半のサウジアラビア主導の連合軍のイエメンに対する攻撃で、少なくとも民間人5000人が死亡したということです。
サウジアラビアとアラブの数カ国は、アメリカの支援を受け、国連やEUが沈黙する中、ハーディ元大統領の復権を目的に、昨年3月からアラブの最貧国であるイエメンへの空爆を開始しました。
この攻撃で、これまでに多くの人が死傷した他、数百万人が住む家を失っています。