アメリカ軍がイエメンをミサイル攻撃
10月 13, 2016 19:05 Asia/Tokyo
アメリカ軍が、イエメンをミサイルで攻撃しました。
ロイター通信によりますと、13日木曜未明、アメリカ軍がイエメンの義勇軍に属する沿岸部の3つのレーダー施設をミサイルで攻撃しました。
アメリカ当局は、これはイエメン戦争の中での義勇軍に対する最初の直接的攻撃で、この攻撃がオバマ大統領の承認により行われたとしました。
アメリカ軍によるイエメンの義勇軍の拠点に対する攻撃の詳細については、伝えられていません。
同時に、国際人権団体ヒューマンライツウォッチは、アメリカはイエメンの人々の虐殺の責任があるとしました。
ヒューマンライツウォッチの調査員は、報告の中で、サウジアラビアに対するアメリカの支援停止を要請するとともに、アメリカはサウジアラビアに対する数十億ドル分の武器の移送と、サウジアラビアによるイエメンの民間人4000人以上の虐殺に責任があるとしています。
この調査員はまた、アメリカの支援により、サウジアラビアのイエメン攻撃が続けられているとしました。
2015年3月からこれまで、サウジアラビア軍のイエメン各地への攻撃により、イエメンの多くの民間人が死傷しています。