中国が、シリアに対するアメリカのミサイル攻撃を非難
4月 08, 2017 14:33 Asia/Tokyo
中国が、シリアに対するアメリカのミサイル攻撃を非難するとともに、「アメリカは地域の情勢不安を助長しようとしている」と表明しました。
イルナー通信によりますと、中国の劉結一国連大使は、アメリカがシリアをはじめとする多くの国の内政に干渉しているとして非難し、シリア危機打開の道は政治的な解決策を見出すことだとしています。
また、劉大使は国連安保理の緊急会合において、「アメリカのこのような行動はシリアの領土保全や国家主権への侵害行為であり、停止されるべきだ」としました。
さらに、「軍事手段や兵器の使用は、決してシリア危機の解決の助けにはなりえず、シリアは政治的な解決方法を必要としている」と述べています。
また、中国外務省の華 春瑩(か しゅんえい)報道官も7日金曜、記者会見して今回のアメリカのシリア攻撃に反応し、シリア危機の収束に向けて政治的な方法を模索するよう努力することが望まれる、としました。
シリア中部ホムス県の空軍基地に対するアメリカ軍のミサイル攻撃で、子供4人を含む9人の民間人が死亡、ほか7名が負傷しました。
この攻撃では、地中海に駐留するアメリカの艦艇が7日金曜、シリア北東部イドリブへの化学兵器による攻撃を口実とし、国連安保理やアメリカ議会の許可なく、シリア中部ホムスの空軍基地に59発のミサイルを発射しています。
こうした中、シリア政府は化学兵器の使用を一切否定しています。
なお、シリアのテロ組織にこうした化学兵器を提供したのは、アメリカをはじめとする西側諸国だとされています。
タグ