シリア大統領、「シリア戦争は困難な状況を乗り越えた」
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シリアのアサド大統領が、「シリアは6年に及んだ困難な状況を乗り越えた。シリアとその同盟国は、全ての前線で行動のイニシアチブを握っている」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
6月 04, 2017 20:50 Asia/Tokyo
  • シリア大統領、「シリア戦争は困難な状況を乗り越えた」

シリアのアサド大統領が、「シリアは6年に及んだ困難な状況を乗り越えた。シリアとその同盟国は、全ての前線で行動のイニシアチブを握っている」と語りました。

アサド大統領は、3日土曜、インドの国際ニュースチャンネルのインタビューで、シリアの情勢と、同国各地でのテロ組織に対するシリア軍と同盟国の進軍に触れ、「この数ヶ月にテロ組織ISISの拠点であったアレッポが解放されたことで、ISISは完全な敗北を喫する寸前にあり、政府軍は優勢になっている」と語りました。

また、「現在の状況は正しい方向に進んでおり、西側諸国やその同盟国、傀儡国が、テロリストを大規模に支援しない限り、最悪の状況は乗り越えられたと確信している」と述べました。

アサド大統領はこのインタビューで、「イランとロシアがシリアの同盟国として、またトルコが反体制派の支持者として合意した和平のアプローチは、肯定的な展望を示す構想であり、この合意は、先月、カザフスタンの首都アスタナで得られた」と述べました。

さらに、サウジアラビア、カタール、トルコ、アメリカ、フランス、イギリスといった国々は、自分たちの政治的な目的を果たすためにテロを支援しているとし、「もしこうした支援が停止すれば、短期間のうちにテロリストを敗北させることが可能だ」と述べました。