ロシアの艦船や潜水艦が、ISISの拠点をミサイルで攻撃
6月 23, 2017 19:04 Asia/Tokyo
ロシア海軍が、艦船2隻と潜水艦1隻によって、シリアのISISの拠点をミサイルで攻撃しました。
イルナー通信によりますと、2015年からシリアのテロ組織、特にISISとヌスラ戦線に対して実施されているロシアとシリアの軍事協力に基づき、シリア・ハマーのISISの拠点に対して6発のミサイルが発射されました。
ロシアの国営テレビ2チャンネルによりますと、この作戦は地中海東部から行われたということです。
この報道ではまた、この作戦でISISの要塞がロシアの有翼ミサイルにより破壊されたとしています。
同時に、ロシアの爆撃機も作戦を実施し、その場から離れようとしていたテロリストと軍用車両を攻撃しました。
ロシアは、シリアでのテロリストの拠点攻撃にあたって、北部ラッカ州の基地に配備されている空軍部隊のほか、潜水艦や戦艦も使用しています。
シリア危機は、サウジアラビア、アメリカとその同盟国の支援を受けたテロ組織が、アサド政権の転覆を目的にシリアを大規模に攻撃することによって2011年に始まりました。