トルコ大統領、「聖地ベイトルモガッダスは、イスラム世界のレッドライン」
12月 28, 2017 20:45 Asia/Tokyo
トルコのエルドアン大統領が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、イスラム世界の譲れない一線だとしました。
アルジャジーラ・テレにによりますと、エルドアン大統領は、チュニジアで、同国のカイドセブシ大統領と共同記者会見を行い、イスラム世界はベイトルモガッダスをパレスチナの首都と見なしているとし、「自国の大使館をテルアビブからベイトルモガッダスに移転する、というアメリカの決定は違法だ」と語りました。
エルドアン大統領はさらに、国連安保理の構造や対シオニスト政権イスラエル非難決議案に対するアメリカの拒否権の行使を批判し、「世界は、拒否権を持つ安保理常任理事国5カ国よりも広いにもかかわらず、一つの国が、国連安保理の会議のプロセスを停止できるのはなぜか」と述べています。